40代で始めるジムは、遅くありません
このサイトは30代の女性に向けて書いてきましたが、読んでくださる方には40代も多いようです。40代で初めてジムを考える人の心配は、だいたい決まっています。体力が落ちてついていけないのでは。若い人ばかりで浮くのでは。仕事と家のことで時間がない。そして、今から始めて意味があるのか。どれも、大丈夫です。ひとつずつ、順番に書きます。
目的が変わると、選ぶお店も変わります
30代までのジム選びは「痩せたい」が中心でした。40代になると、階段で息が切れる、朝起きたときに腰が重い、というほうが気になってきます。目的が「見た目を変える」から「動ける体を保つ」に寄るわけです。この違いは、お店選びに直接ひびきます。
短期集中で追い込む形のパーソナルは、2か月で結果を出す代わりに、食事も予約もきびしい。「保つ」が目的なら、いりません。通い放題で、行ける日にふらっと行けて、フォームだけ誰かが見てくれる。そういう形のほうが、40代の目的には合っています。種類ごとの違いはジムの種類のページにまとめてあります。
「若い人ばかり」は、たいてい思い込みです
平日の昼間に見学に行くと分かりますが、40代から60代の人がかなり多い。仕事帰りの時間帯に20代が増えるだけで、ジム全体が若い人の場所というわけではありません。たとえばファディーは、公式サイトに会員は15歳から85歳までと書いてあります。女性専用のフィットネスも、親子ほど年の離れた会員が同じ時間に並んでいるのがふつうです。
それでも視線が気になるなら、時間帯を選ぶだけでずいぶん変わります。平日の午前か、午後の早い時間。来ている人は自分の運動に集中していて、他の人のことは見ていません。初日の緊張については初めての不安のページにも書きました。
体への負担は、量より順番で決まります
いちばん気をつけたいのは、頑張りすぎることです。初日に張り切って、翌日に動けなくなって、そのまま足が遠のく、というのが、40代で始めた人からいちばんよく聞く失敗です。最初の1か月は「物足りない」で帰るくらいでちょうどいい。回数も時間も、増やすのは体が慣れてからです。
フォームを見てくれる人がいるかどうかも、30代のときより大事になります。自己流で重いものを持つより、軽くても正しい動きを教わるほうが、長い目で見て体が変わります。マシンが動きを見てくれる形、スタッフが教えてくれる形、マンツーマンの形と、見てもらい方には段階があるので、自分の性格で選んでください。運動そのものが不安なら、まず整体系のサロンで体をほぐすところから入る手もあります。
時間がないなら、場所で解決します
「時間がない」は、意志の問題ではなく、動線の問題です。仕事と家の往復の中に、ジムが入る場所がなければ続きません。だから、最初の条件は場所です。内容はその次。家から10分以内か、いつも行くスーパーの中か、通勤の乗り換え駅か。このどれかに入るお店だけを候補にしてください。
買い物ついでに寄れる立地が多いのはファディーで、ショッピングセンターの中にある店舗が目立ちます。店舗一覧で家の近くにあるかを先に見てください。都心で仕事帰りに寄るなら、24時間のアマゾネスのような形が合います。仕事との両立の話は残業と振り替えのページにも書きました。
費用は、月1万円で始めて様子を見る
教育費や住宅ローンで、家計の支出が多い時期です。その中で、いきなり30万円のパーソナルは重い。まずは月1万円前後の通い放題で3か月続けてみて、続いたら考える。この順番が安全です。3か月続かなかったら、それは意志の問題ではなく、お店か場所か時間帯が合っていなかっただけなので、条件を変えて選び直せばいい。続かない人のページに、やめた理由から次を選ぶ考え方を書きました。
ひとつだけ、入る前に見ておいてほしいのが出口です。締め切りや縛りはお店でまったく違います。3か月で見直す前提なら、やめやすいお店を選んでおくと気が楽です。退会条件の比較を先に見てから、体験の予約をしてください。
最初の3か月の目標は、ひとつだけ
体重でも体脂肪でもなく、「週に1回、3か月通えた」を目標にしてください。できた人は、その先も続きます。20代のようには急に変わりませんが、やめなければ確実に変わります。半年たって、階段が楽になっている。そのくらいの速さで十分です。
始めるのに遅い年齢はありません。40代で始めた人が、50代で「あのとき始めてよかった」と言うのを、ジムでは本当によく聞きます。まず見学か体験で、中の空気を見てきてください。体験の日の流れは体験のページにあります。