人の目が気になるのと、触られたくないのは、別のことです
女性専用のお店を選べば、男性の視線はほとんどなくなります。ただ、同性にも見られたくない人には、それだけでは足りません。個室は完全に閉じた空間なので落ち着ける人が多い一方で、逆に息が詰まると感じる人もいます。半個室やブースは、姿は見えなくても声は届きます。どこまで隠れていたいかは人それぞれなので、まずは自分がいちばん嫌なのはどれか、から考えてみてください。
「見られない」の中身は4段階あります
ひとくちに人の目と言っても、どこまで隠れられるかはお店の作りで決まります。完全個室は、ドアが閉まる部屋にトレーナーと自分だけ。半個室やブースは、姿は仕切りで隠れても、声と物音は隣に届きます。女性専用のフロアは、見られはするけれど相手は女性だけ。男女共用は、いちばん開けた環境です。
料金はおおむねこの順に下がっていきます。つまり、どこまでの安心にいくら払うか、という選び方になります。全部を最高にしようとすると高くつくので、自分がいちばん嫌なのはどれか、をひとつ決めてから選ぶと迷いません。
女性トレーナーを希望するとき
女性トレーナーがいると書かれていても、指名まではできないお店があります。指名料が1回1,000円台かかるお店もあります。人気のある方は予約が早く埋まるので、女性がいいと決まっているなら、体験の日に実際の空き状況まで見せてもらってください。
男性トレーナーでも、説明が丁寧で気持ちよく通えるお店はたくさんあります。気になるなら、体に触れるときはどう声をかけてくれるのか、先に聞いてみてください。生理のことを言いやすいかどうかも、大事な相性です。話しにくいなと感じたら、そのお店を無理に選ばなくていいですよ。
女性専用ジムでも、中身はかなり違います
女性専用と書いてあっても、スタッフが常駐しているとは限りません。無人の時間帯がある24時間型もあれば、受付に必ず人がいるお店もあります。夜に通うつもりなら、通う時間帯に人がいるかどうかは確かめておきたいところです。詳しくは夜の安全のページにも書きました。
設備も幅があります。更衣室が個室か、シャワーはあるか、パウダースペースはあるか。仕事帰りに寄るなら、ここで翌朝の支度まで考えることになります。月額の差は、だいたいこのあたりの差です。
見学の日に見ておく5つ
写真では分からないところを、自分の目で確かめてください。ひとつめ、更衣室からトレーニング場所までの動線。人前を横切る作りだと、毎回小さくしんどいです。ふたつめ、窓と外からの視線。1階の路面店は、外から中が見えることがあります。みっつめ、個室のドアが本当に閉まるか。防音の程度も、閉めてもらえば分かります。よっつめ、隣の声がどれくらい聞こえるか。半個室なら、体験中に耳をすませてみてください。いつつめ、鏡の位置。自分の姿が常に目に入る配置がつらい人は、意外と多いです。
言葉にするのが恥ずかしければ、全部「見学のとき静かに確認する」だけで済みます。聞かなくても分かるのが、見学のいいところです。
ここに書いたことは、我慢でどうにかするところではありません。着替えるたび、すれ違うたびに気になることは、通うたびに小さく積み重なっていきます。気になったお店は、候補から外して大丈夫です。